daffodil day 2019
毎年8月の最終金曜日は『Daffodil Day (ラッパ水仙の日)』
今年は8月30日、31日の2日間です。
Daffodil Dayとは、ニュージーランドでも最大級の癌撲滅キャンペーンで人々が集まり【Cancer society(癌協会)】の活動を支援する日。
この時期になると街のあちこちにストリートコレクターと呼ばれる黄色いジャケットにラッパ水仙のブローチを付けたボランティアの人達が募金を募ります。
※募金をすると引き換えに黄色いラッパ水仙のブローチがもらえます。
Daffodil Dayには黄色い服や寄付した際にもらう黄色いラッパ水仙のブローチを身に着けた人が街を行き交い、街がほんのりと黄色に。
こうして黄色を身にまとうことで、「私もCancer society(癌協会)をサポートしています。」という意思表示をするのです。
1990年以降、ニュージーランドではDaffodil Dayは癌に対する意識を高める機会でもあります。
Cancer society(癌協会)によるとニュージーランドでは3人に1人が何らかの形でガンに関わっており、一日に約60人が癌の宣告を受けているとのこと。
人々が健康でいることを奨励し、支援することは癌の発生率と影響を減らすことつながります。
癌を撲滅するべく、すべての人の支援が必要とされているのです。
そのためDaffodil Dayでは、多くの寄付金活動が行われます。
花屋の軒先にはDaffodil(ラッパ水仙)の花が並び、学校や会社などではDaffodil Dayのチャリティパーティなどを開催。
その売り上げは癌患者へのサポートや癌の研究開発、予防キャンペーンの癌撲滅に向けての費用として役立てられます。
Daffodil(ラッパ水仙)は【希望の象徴】
Cancer society(癌協会)のシンボルにもなっている”Daffodil(ラッパ水仙)”
何故、この花がシンボルに選ばれたのでしょうか?
水仙は昔から冬の終わりに春の訪れをいち早く知らせる花として知られています。
そのため幸せな繁栄や、再生を意味する花でもあります。
まだ厳しい寒さが続き 葉を落とした裸木の中、真っ先に鮮やかな黄色い花を咲かせるラッパ水仙は、癌に苦しむ人が見つけた希望の光に重なるものがあるのかもしれません。
ラッパ水仙は春の息吹を知らせる花は、まさに”希望を象徴する花”として、Cancer society(癌協会)の活動にふさわしいシンボルなのです。
8月の終わりのニュージーランドは、少しづつ春の訪れを感じる季節。
道端や公園でラッパ水仙が咲き乱れる季節。
癌と闘う患者さんとその家族の方にも希望がもたされることを願うばかりです。
Cancer society(癌協会)をサポートするには?
Cancer society(癌協会)を一番気軽にサポートするには、ストリートコレクターの人にコインを寄付したり、ラッパ水仙の花を購入することをおススメします。
もっと多くの人にメッセージを送りたい!
そんなあなたには、Instagramでコミュニティに参加してはいかがでしょうか?
https://www.instagram.com/p/B1njv-GJuKI/?utm_source=ig_web_copy_link
Cancer society(癌協会)のサイトに写真を投稿したい場合
#paintaugustyellow
のハッシュタグを使用して投稿して下さい。
その他にもCancer society(癌協会)ではボランティアや寄付金、イベントの参加者を募っていますので、ご希望の方はサイトへどうぞ。
この時期にニュージーランドを訪れる方は、ラッパ水仙を見かけたり、ストリートコレクターの方に遭遇することも多いはず。
ニュージーランド最大級のチャリティー活動でもありますので、お手持ちのコインがありましたら募金をしていただけると幸いです。