お役立ち雑学

意外と知らないグリーティングカードの形と名前

greeting card shapes

ニュージーランド生活文化で欠かすことのできないグリーティングカード。
日常生活のありとあらゆる場面でおくる機会があるため、お店にはずらりと種類が勢ぞろい。

おくる相手の性別や年齢、自分との関係やおくるシチェーションによって選ぶわけですが、グリーティングカードを選ぶポイントがもう1つあります。
それは『

グリーティングカードと言えば、主に二つ折りのカードが一般的ですが、実は形もかなりバラエティ豊かにあるのです。
用途に合わせて形も選び、おくる相手をより喜ばせてみませんか?

ニュージーランドの生活文化:グリーティングカードGreeting cards 『グリーティングカード:Greeting Cards』とは一年の様々な行事やイベントの際にメッセージ...

こんなにもあるグリーティングカードの形の種類


【Standard Fold Card(標準折カード)】
市場に出回っている最も一般的な二つ折りのカード。
冠婚葬祭を問わず多く販売されている長方形のスタンダードなカードです。


【Square Fold Card(四角折カード)】
標準折に比べて少しインパクトのあるカード。
CDをプレゼントする時など、ぴったりのサイズです。
こちらも冠婚葬祭を問わず多くのカードが販売されています。


【Gatefold Card(観音開きカード)】
観音開きはやはりインパクト勝負のカード。
サイズも大きめのものが多く、寄せ書き用としてもよく使われるカードです。


【Tri-Fold Card(三つ折りカード)】
少し趣向を凝らしたい時のカード。
何か多くのメッセージを伝えたいタイプのものが多く、デザイン性にも優れたものが多いです。
おくる相手もより親しい人におくられる傾向にあります。


【Aperture Card(アパーチャーカード)】
アパーチャーカードはメッセージよりも、素敵な絵柄やデザインを楽しんでもらうカードです。
見た目に華やかなものが多く、デザインにメッセージが込められているため、英語が苦手な人などにはおススメのカードです。


【Accordion Card(アコーディオンカード)】
デザインやメッセージなどをより楽しんでもらうカードです。
少人数の寄せ書きに使われたり、カードにストーリー性があったりと、他のカードに比べて機能性があるためより多くの使い方が出来ます。


【Rocker Card(ロッカーカード)】
遊び心溢れるロッカーカードは、誕生日などのお祝い事向き。
立たせることのできるカードですので、飾っておくのに最適なカードです。


【Pop-Up Card(ポップアップカード)】
カードを開くと絵柄が立体になるポップアップカード。
女性におくるカードとしてもおススメのカードですが、子供にも人気のカードです。


【Cascade Card(カスケードカード)】
立体的な形のカスケードカードは、カードの中でも華やかなカード。
お祝いごとに使われることが多いカードで、親しい間柄に多く使われるカードです。


【Easel Card(イーゼルカード)】
立てかけるように飾ることのできるイーゼルカード。
形がシンプルなため、エレガントなデザインが多く、冠婚葬祭どちらのカードも多く販売されています。


【Shaker Card(シェーカーカード)】
中にビーズやスパンコールなど、シャカシャカと振って楽しめるこのカードはお祝い事向けです。
子供のバースデーカードにも喜ばれます。


【Diorama Card(ジオラマカード)】
カードの中にストーリーがみえてきそうなこのカードは、誕生日や、ウエディング、クリスマス向け。
メッセージよりも飾っておくことを前提としたカード。
デザインも凝ったものが多く、特別なシチェーションでにおくりたいカードです。


【Spinner Card(スピナーカード)】
カードの表面の絵柄が動くこのカードは子供から若い人に喜ばれます。
遊び心を取り入れたものが多く、ついつい触ってしまうカードです。
ただカードのデザイン的にあまり触るとパーツが取れてしまうため、小さいお子様にはあまりおススメが出来ません。


【Panorama Card(パノラマカード)】
立体的で、絵画のようなパノラマカード。
こちらもメッセージよりも飾ってストーリー性を楽しんでもらうカードです。
数あるカードの中でもゴージャスなものが多いため、あまり日常では使われません。

日常の気持ちや喜び、感謝を伝えるグリーティングカード

グリーティングカードは、おくる相手へのプレゼント。
もらった時の相手の顔を想像しながら選んだカードは、相手を想う気持ちが伝わります。
ニュージーランドではもらったカードをインテリアのように飾る習慣がありますので、相手が見た時に笑顔になれるようなカードを選ぶとよいでしょう。

また留学生の間でも、グリーティングカードは重要なアイテムの1つ。
最後のお別れの時にもらうカードは一生の宝物になります。

たとえ言葉がうまく通じなくても気持ちをより伝えることができ、遠くに離れた人へ手軽におくることができるのもグリーティングカードの魅力の1つです。

インターネットの普及で国内外問わず簡単にメッセージのやりとりができますが、こんな時代だからこそ形として手元に残るグリーティングカードはより気持ちを感じて嬉しいもの。
是非とも日常にグリーティングカードを取り入れてみて下さい。

ABOUT ME
便利帳管理人
2003年にニュージーランド(NZ)に移住。 持ち前の探求心、好奇心からNZでの楽しさを追及し続ける日々。 気が付けば早15年以上NZに滞在となるが未だ旅行者気分です。 オークランドを中心に仕事を兼ねてあちこちに出没。 InstagramではNZの写真を日々Upしてますので、お暇な方はどうぞ。