夜中の訪問者とは?
ここオークランドはニュージーランドの最大都市。
日本でいえば、東京のような所です。
とはいえ、一歩中心部を離れてしまうと、いきなり自然に囲まれた豊かな街に。
公園には緑があふれ、様々な自然動物達が住んでいます。
実はオークランドも郊外だと、夜中に自然動物達が庭先に遊びにくるのです。
野犬?野良猫?
いえいえ、確かに近所の猫などは頻繁に遊びに来ますが、そういった動物ではありません。
え?もしかしてKIWI?と期待される方。残念です。
夜行性として有名ですが、、、天然記念物の保護鳥ですので、さすがにその辺で見かけることはありません。
夜中になると庭先に出没する動物達
ニュージーランドに住む人にとってあたり前の動物達、そしてその鳴き声。
しかし旅行者や来たばかりの人にとって、外から聞こえてくる得体のしれない鳴き声や物音は恐怖以外の何ものでもありません。
夜も更けてくると、庭先から聞こえてくる動物達の声。
ギーというような声をあげるのはポッサム。
見た目は目がクリクリとして一見かわいらしいのですが、山の木々を枯らしてしまうためNZでは害獣に指定されました。
ただ、オークランドのコーンウォールパークの木の上に住むポッサム(スティーブ君)だけは公園を訪れる人のペットとして愛されているようです。
そして暗闇をひっそりとモコモコ動くのはハリネズミ。
ピーピーといった感じの小さな声。
人の気配を近くに感じると丸くなったりするのですが、時々頭かくして尻隠さず。
これがまた非常にかわいらしいのです。
ただ自然のハリネズミは狂犬病を持っている可能性があるので、むやみに触らないで下さい。
明け方近くなると動き出すのが飛べない鳥で有名なプケコ。
金切り声のような鳴き声を発するので非常にうるさいです。
鶏と同じぐらいの高さは飛べるので、家の屋根の上にあがってガンガン歩きながら鳴かれると驚きのあまり目が覚めます。
頭も良く器用な鳥で足を上手に使って物を食べたり、餌をくれる人をきちんと記憶する一面も。
他にもコオロギやウェタなどの様々な夜行性の昆虫などもやってきますが、こちらはまた別の機会に。
オークランドでも、まだまだ見かける夜行性の自然動物達。
もし庭先で鳴き声が聞こえたら、ちょっと覗いてみて下さい。