New Zealand Police – Introducing the Pasifika car
ここ数年、毎年のように新しいデザインのパトカーを発表するニュージーランド警察。
今度は”(太平洋諸島の色々な国からのデザイン)adorned with designs from various nations in the Pacific”を発表!
車体には太平洋諸島のハワイやトンガ、フィジーの樹脂布タパ、サモアのファインマットが施され、前部と後部のタヒチの入れ墨タタウのデザインは保護と指導の強さを意味しています。
Introducing the Pasifika car, aka the Va’a
First it was the Waka – now say talofa lava, mālō e lelei, kia orana and bula vinaka to the Va’a.Today we unveiled the latest addition to our fleet – the Pasifika car, aka the Va’a, meaning ‘boat’.It follows the arrival of the hugely popular Pirihimana car, dubbed the Waka after its launch in 2017, and the rainbow-themed Pride car last year.The vehicle, with livery incorporating designs from a number of Pacific nations, got a high-profile launch at the 2019 Polyfest at Manukau Sports Bowl this morning.Governor-General Dame Patsy Reddy and Acting Minister of Pacific Peoples Carmel Sepuloni led the unveiling, along with Counties Manukau District Commander Superintendent Jill Rogers.The Va’a acknowledges the important relationship between New Zealand Police and the country’s Pasifika community.
New Zealand Policeさんの投稿 2019年3月14日木曜日
FB:ニュージーランド警察より
マヌカウ地区指揮官サプト・ジル・ロジャーは”オークランドには推定20万人のパシック諸島の人々が住んでおり、そのコミュニティとつながることが社会的に重要。この車はまさにそれを実現するための私たちの献身と、私たちが奉仕する地域社会を祝うというニュージーランド警察の確約を示すシンボルです。”とコメント。
このパシフィックカパトカーはマウカウに拠点を置くため、オークランド及びマウカウ周辺で目撃することが出来そうです。
ニュージーランドのパトカーは色もデザインも多種多彩
ニュージーランドのパトカーといえば、こちらの黄色と青の市松模様が一般的。
しかし、ニュージーランドのパトカーはそれだけではありません。
最近ではすっかり見かけなくなった黄色とオレンジの市松模様。
一般警察車両の色を統一するため、段階的に廃止する予定なのだとか。
そのうちお目にかかることが出来なくなるかもしれません。
次々と発表されるニューデザイン
ニュージーランドでは2014年あたりから次々と新しい色やデザインのパトカーが発表されています。
まずは年代順に紹介して行きましょう。
2014年
発表されたのはオレンジ色と赤の車両で、北島の主に高速パトロールとして活動。
オレンジや赤を起用した理由は”警察の存在を視覚的に強く知らせることによって、減速を促すため”なのだとか。
試験的に導入され、その後全国的に展開されました。
2017年9月
マオリのデザイン『コル(Koru)』を起用
大きく書かれた「プリヒマナ(pirihimana)」はマオリ語で”警察”のこと。
青と黄色の市松模様がコルのパターンでデザインされています。
2017年9月11日からの”マオリ語週間(MāoriLanguage Week)”に合わせてデザインされました。
2017年12月
ノースランド警察に仲間入りした青い車体
写真:ニュージーランド警察
新しく輝く明るい青の車体は、夏休みの交通量の大幅な増加に向けて発表された高速パトロールカーです。
赤とオレンジに続き、目新しさを追及。
話題になることによって交通安全についての意識の向上を目的としています。
2018年
レインボーカラー登場!
写真:オークランド警察
オークランドプライドフェスティバルに向けて、珍しい虹色のパトカーを発表。
レインボーカーは、警察の多様性への取り組みを表明し、警察と同国のレズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスセクシャル、インターセックス、およびクィア(LGBTIQ +)コミュニティとの重要な関係を認識するために設計されました。
ここ近年立て続けに発表される新パトカー。
次回は一体どんなデザインになるのか目が離せませんね。