COMMERCIAL BAY
6月中旬、オークランドにオープンしたばかりのコマーシャルベイ。
グランドオープンのリボンカットにはオークランド市長の他に、ジャシンダ・アーダーン首相もかけつけたことで話題となりました。
新しくオープンしたこのショッピングエリアは、その昔ダウンタウンショッピングセンターだった場所で、10億ドル規模を投資して高層ビルを建築。
1974年に建築された古い建物は取り壊され、ビジネスオフィスを兼ね備えた新しいオークランドの顔として生まれ変わったのです。
現在ファッションストア、美容院、カフェ、ニューヨークスタイルのフードコートなど含む、約120店舗の小売店がオープンしています。
Level 0
KookaiやCalvin Klainなどの高級ブランドやLululemonやLorna Jeneなどのスポーツブランドがメイン
Level 1
Life PharmacyやWhitcoulls、H&Mなどの大手小売店をメイン
Level2
ニューヨークスタイルのフードコートを中心とした飲食店にネイルやエステなどの美容系のお店がメイン
特にLevel 2の飲食店は様々な飲食店が立ち並んでおり、 日本のすし屋やラーメン店などの他にシンガポールや中国、ベトナムなどのアジアなお店やフィッシュ&チップス、ハンバーガーなどの気軽に食べれるお店など、各種楽しむことができます。
また、落ち着いて食事を楽しみたい人にはレストランやバーなどもあり、ワイテマタ湾を眺めながら、ゆっくりと食事を楽しむことも可能です。
コカココーヒーやブルベリーチーズケーキなどのコーヒー専門店やケーキ店などもありますので、買い物後にひと休憩するのにも適しています。
営業時間は各店で若干異なりますが、買い物エリアのお店はだいたい午前9時から午後7時まで、飲食店は午前7時から午後10時まで営業しています。
Level 3 以上はビジネスオフィス。
現在まだ工事中ということで全スペースはオープンされておりませんが、推定10,000人のビジネスマン達が働くことが予想されており、これからのニュージーランドで最も重要な商社の本拠地として稼働する予定となっています。
コマーシャルベイの全体の印象としては、さしずめ小さな街がビルの中に存在しているよう。
ここで働く人ならば、仕事に、買い物、食事と、すべてこの建物の中で事足りてしまいます。
駅のすぐ前ということもあり、何千人ものCBDの労働者がコマーシャルベイの横を通り過ぎ、仕事が終わると戻ってくる場所に位置するコマーシャルベイ。
仕事後の疲れを癒すために、多くの人が訪れる場所になりそうです。
また、コマーシャルベイ周辺は観光地としても人気なハーバーサイドやウォーターフロント、そしてシェッド10やザ・クラウドなどのイベント会場も近いため、オークランダーだけなく海外からの旅行者達にも人気のスポットとなることが予想されます。
現在新型コロナウイルスの影響により海外からの観光客がやってくることはありませんが、これからのオークランドの新しい観光名所として多く訪問者を楽しませてくれそうです。