耳より情報

Lockdown(ロックダウン)中にやって良いこと、ダメなこと

Things are allowed or not allowed

25日(水)11:59pmから始まったLockdown(ロックダウン)】
しかし、今回の場合、家から一歩も出てはいけないということではなく、必要な移動であえば問題ないとされています。

そのため公共交通機関(バスや電車)も利用することがでいますし、タクシーやUberの利用も可能です。
また自家用車に乗って出かけることもできます。

他人との接触は極力避け、外出先では人との距離を2m確保すれば問題ないとされていますが、かといってそのルールを守れば何をしてもよいということではないようです。

どこまでが良くて、どこからダメなのかを確認してみましょう。

必要な移動と必要ではない移動

政府発表でも【Essential travel(エッセンシャルトラベル)】とありますが、これは必要性のある移動すべてを含みます。

例えば、食料品などの買い物。
これは日常生活を送る上で必須なものとされていますので、買い物に出かけるためにバスや自家用車を利用することができます。

その他にも必要不可欠であるサービスの仕事に通ったり、病院や医療サービスを受けるための移動も必要な移動として認められています。

しかし、飛び交う情報は多すぎて判断がつかないことも。
どこまでが問題なくて、どこからが問題なのかを考えてみましょう。


× 
ロックダウン中に家族や友人と会えますか?

自主隔離とは家にとどまることを意味しますので、家族だからとか友人だからという理由で行き来をしてしまうと自主隔離の意味がありません。
必須サービスに従事していない人は家にいなければならないとしています。

もし1人暮らしである場合なら、誰か1人と家の外で限られた交流(会話をしたり、物資を置いていってもらうなど)をすることが可能です。
また介護者を必要としている場合、担当の介護者は担当者以外の他の人の誰かの介護をしに行くことはできません。

 ガーデニングはできますか?

庭先でガーデニングをするのは問題ありません。
塀越しであれば隣人と会話を楽しみながらするのも良いかもしれません。

× 映画を見たり、本を借りたりできますか?

必須サービスではない映画館や図書館などは既に閉まっていますし、レンタルビデオなどのお店も閉鎖されています。

そのためインターネットを通して映画を観たり、本を読むことをおススメします。

〇 買い物に行くことはできますか?

スーパーマーケットや薬局など、生活に必要な食料品や薬を買いに行くことができます。

ただし、原則 お店の中に買い物に入ってよいのは家族の中の1人のみ。
もし運転する人が必要で一緒に来ている場合、1人は車の中で待機となります。

買い物の際は、常に他の人から2mの距離を忘れず、衛生規則を守って下さい。


 子供を食料品店に連れていくことはできますか?

これについては決められた規則はありません。
可能であれば家で留守番が好ましいのですが、家庭の事情により一部の親はそうしなければならない場合があります。

ただし、常に他の人から2mの距離を忘れず、衛生規則を守って下さい。

〇 散歩やランニングはできますか?

ロックダウン中であっても、家の近所を散歩やランニング、もしくは自転車に乗ることができます。
適度な運動は限られた生活の中のストレスを緩和します。

もちろん外出の際には、常に他の人から2メートルの距離を保つ必要があります。

× 子供を公園の遊具に連れて行ってもいいですか?

公園の遊具は多くの人が触り、感染のリスクが高まるため立ち入り禁止となっています。
誰もいないからと除菌をして遊ばせても、小さな子供は1人が遊んでいれば遊びたくなって入ってきます。
最初から遊具には近づかないのが賢明です。

× トランピング、キャンプ、狩猟はできますか?

ニュージーランド山岳安全協議会(MSC)は、トランピングやキャンプ、狩猟を控えるよう呼びかけています。
もし、何か問題が発生した場合は、ロックダウン中であっても土地の捜索や救助のために救助隊が動かなくてはいけません。

ロックダウンの目的が無効になり、最終的にロックダウンが長引くことになります。

また現在キャンプ場と山小屋は閉鎖されています。

× 釣りをしたり、サーフィン、海水浴に行ってもいいですか?

どんなマリンアクティビティにもリスクが常にあります。
NZ警察では、自分自身と家族を危険にさらすことにもなりますし、第三者の援助や救助を必要とする場合は、さらに感染のリスクをあげることになると警告しています。


 ビーチへ散歩に行くことはできますか?

家から歩いていけるぐらいの近いビーチに車で移動して、散歩や運動をする分には問題ないとされています。
しかし、海沿いを移動して遠くのビーチへ移動することは、必要な移動として認められていません。

ロックダウン中の事故は、その救助をするスタッフ、その家族、すべての医療関係者を感染の危険にさらすことになります。
最低限の必要な移動以外は控えることが必要です。

また、ロックダウン開始当初からすでに数百件もの違反報告があがっており、今後の動きによっては禁止される可能性もある行動の1つです。


もし、判断基準に困ったら?

やってよいのかダメなことなのかの判断がつかなかった場合ですが、その場合は自分が感染者であると仮定して行動することが必要です。

ロックダウン前にガンショップや釣具屋に並ぶ人も多かったようですが、Lockdown(ロックダウン)】はホリデーではありません。

それぞれが”慎重に行動すること”が大切です。

ルールに従わないとどうなりますか?

警察長官マイク・ブッシュは26日、警察は本質的でない運転を”絶対に阻止すると述べており

「十分な理由がない限り、路上で車を運転するべきではありません。したがって、医療援助が必要な場合、またはあなたが必須サービスに従事する労働者である場合、または食料の到調達のみとして下さい」

と強く求めています。

人々がこれらの制限や要件に従わない場合は、強制措置として、最長6ヶ月間の服役に処される可能性があります。

現在 外出制限に加え、誰もが常に2m離れていることを含む、社会的距離を練習するようにアドバイスされており、これらの制限や要件に従わない場合は強制措置が取られます。

PM Jacinda Ardern: Stay at home, March 25

"Act like you have Covid-19, it will help guide your decisions and help you think about the way you engage with other people." – PM Jacinda Ardern.

RNZさんの投稿 2020年3月24日火曜日

 

ジャシンダ・アーダーン首相はロックダウン前日のライブニュースの中で「人に優しく、家にいて、連鎖を断ち切りましょう。」と述べています。

自分の大切な人が感染をしてからでは手遅れです。
感染の連鎖を防ぐためにも、ルールを守りStay safeを心がけましょう。

参照元:RNZ/News talk ZB/NZ Helald/News hub

ABOUT ME
便利帳管理人
2003年にニュージーランド(NZ)に移住。 持ち前の探求心、好奇心からNZでの楽しさを追及し続ける日々。 気が付けば早15年以上NZに滞在となるが未だ旅行者気分です。 オークランドを中心に仕事を兼ねてあちこちに出没。 InstagramではNZの写真を日々Upしてますので、お暇な方はどうぞ。