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アンザックビスケットを作ろう!

Let’s make ANZAC Biscuits

アンザックデーが近くなると、スーパーマーケットでは多くのアンザックビスケットを見かけます。
市販のビスケットも美味しいですが、手作りのビスケットはまた格別。

日持ちもしますし、お子様のランチボックスにもおススメです。
ご家庭で作ってみてはいかがでしょうか?

アンザックビスケットとは?

もともと昔から家で焼くお菓子として人気があったこのビスケット。
この名前の由来は、第一次世界大戦で設立されたオーストラリアとニュージーランドの軍隊(ANZAC)に関連しています。

主な材料がオーツ、ココナッツ、砂糖、バター、ゴールデンシロップなどを使用しているため、栄養価が高く腹持ちが良かったのです。
しかも卵などの腐りやすい材料が入っていないことから日持ちもよいため、戦地に赴く兵士達の母や妻が焼いたことから『アンザックビスケット』と呼ばれるようになりました。

オーツのざっくりとした歯ごたえに、ゴールデンシロップの優しい甘さとココナッツの風味。
とても素朴でどこか懐かしい味のするビスケット。

ただし、保存のきくビスケットなだけありビスコッティのように非常に水分が少なく硬くなるため、薄めに焼かないと食べるのが大変なことになります。

アンザックビスケット レシピ

アンザックビスケットは基本的なビスケット。
初心者でもあまり失敗のないビスケットですので、気軽にトライしてみて下さい。

所要時間は約30分ほどです。

材料

小麦粉100 g
砂糖150 g
乾燥ココナッツ100 g
オーツ100 g
バター100 g
ゴールデンシロップ大さじ 30cc
重曹小さじ 1 杯
熱湯大さじ 60㏄

レシピの配分には好みがあるかと思いますが、小麦粉、ココナッツ、オーツ、バターは同量、砂糖が1.5倍のバランスと記憶しておけば、食べたい分だけ焼くことが出来きます。

作り方

準備:オーブンを180℃に予熱。

1.大きなボウルに小麦粉、砂糖、ココナッツ、オーツを混ぜます。
2.鍋にバター、ゴールデンシロップを入れて火にかけ溶かします。
3.2の鍋のバターが溶けたら火をとめて、重曹と熱湯を入れて混ぜます。
※この時に泡がでますが問題ありません。
4.1のボールの中央に3を投入し、材料を全部混ぜ合わせます。
5.小さめに丸め、オーブンシートを敷いた天板の上に間隔をあけて置きます。
6.上からフォークなどで軽くつぶして平らにします。
7.後はオーブンで15~20分。きれいに焼き色がついたら完成です。

今回伝統的な作り方としてバターを鍋で火にかける方法をご紹介していますが、現在は電子レンジという便利なものがありますのでチンしていただいてもOKです。

ポイントとしては焼き広がりを考慮して、鉄板に置くときに少しスペースを取りましょう。

焼き上がりは柔らかいですが、時間の経過と共に硬くなります。
オーブンから取り出した後は、そのまま冷めるまでお待ち下さい。

また、気密容器などに入れておくと湿気ることもなく、1週間以上はそのままの状態をキープすることができます。
温かいミルクや紅茶などと一緒にお召し上がり下さい。

ABOUT ME
便利帳管理人
2003年にニュージーランド(NZ)に移住。 持ち前の探求心、好奇心からNZでの楽しさを追及し続ける日々。 気が付けば早15年以上NZに滞在となるが未だ旅行者気分です。 オークランドを中心に仕事を兼ねてあちこちに出没。 InstagramではNZの写真を日々Upしてますので、お暇な方はどうぞ。