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2020年に人気がでそうな英語の赤ちゃんの名前

The baby names predicted to be popular in 2020

赤ちゃんのお名前専門サイト【nameberry(ネームベリー)】より2020年に人気であろう赤ちゃんの名前が発表されました。

名前は一生ものですから、子供のにつける名前はやはりどの国の人も迷うもの。
英語の名前も時代と共につける名前の傾向が変わってきているようです。

世界でもっとも発行部数が多い英語日刊紙The Sun(ザ・サン)】でも、子供の名前を強調するべく個性的な名前を選ぶ人が増えていると報告しています。

さて、来年度に人気がでるであろうと予測された名前は一体どんな名前なのでしょうか?

2020年に人気がありそうな女の子の名前

1.Adah(エイダもしくはアダ)
アメリカやアフリカでは長女を意味し、ヘブライ語では「美しい」もしくは「オーナメント」という意味で、Adで始まるすべての女の子の名前は近年急速に増加しています。

2.Reese(リース)
イングランド、ウェールズ、アメリカでは「燃えるような、熱烈な」といった意味で、近年ユニセックスな名前としても急激に人気をあげています。

3.Mika(ミカ)
ハンガリー、日本、ロシアを起源とする名前で「良い香り」といった意味。
現在では国際的な名前として人気です。

4.Paisley(ペイズリー)
スコットランド起源で「教会、墓地」を意味します。
新しい名前でしたが、2006年以降に人気の名前1,000にランクインしてから急速に人気があがり今では超トレンディーな名前の1つです。

5.Amina(アミナ)
アラビア語で「信頼できる、忠実な」という意味を持ちます。預言者ムハンマドの母の名前であり、イスラム教徒の間でよく使われる名前です。

6.Teagan(ティーガン)
アイルランド起源で「小さな詩人」を意味で、アメリカでは圧倒的に女の子の赤ちゃんの名前として使われています。

7.Nova(ノヴァ)
ラテン語が起源で「新しい」という意味の名前。
天文学では”新星”を意味ます。前世紀の変わり目から1930年代初頭にかけて人気のあった名前です。

8. Aura(オーラもしくはアウラ)
そよ風」を意味する名前で、ギリシャ神話ではゼウスに噴水にかえられてしまった風の神として知られています。

9.Pearl(パール)
ラテン語が起源で6月の誕生石でもある「真珠」を意味します。
昔にルビーという名前が流行ったように宝石類の名前は今も変わらず女の子の名前として人気なようです。

10.Billie(ビリー)
確実な保護」という意味。おてんば娘のニックネームですが、近年女の子に男の子らしいニックネームを使用する傾向が高まっているため、最近では男の子よりも圧倒的に女の子に使われています。

2020年に人気がありそうな男の子の名前

1.Austin(オースティン)
名前の人気はイギリスの偉大な小説家”ジェーン・オースティン”にあるようです。
熱狂的なファンも多く、小説家ジェーン・オースティンを称えるために、この名をつける人が多いようです。

2.Alva(アルバ)
アラビア語やヘブライ語では「崇高」、ドイツ語では「友達」ラテン語は「」、スペイン語では「殿下」、と同じ音でも多くの意味を持つ名前です。

3.Acacius(アカシアス)
古代ギリシャ語が起源で「悪ではない」といった意味を持つ名前で、メソポタミアのアミダ(現代トルコ)の司教の名前でもあります。

4. Tate(テートもしくはテイト)
北欧では「元気な」という意味。スカンジナビア語では「陽気」という意味で、元気に育って欲しい男の子に人気の名前です。

5. Diego(ディエゴ)
ディエゴは”セビリアの聖人の名前”で、スペインやアメリカでも人気のラテン系の名前です。

6.Easton(イーストン)
太陽があがる方向である「東向きの場所」を意味するイーストンは、1995年から人気リスト1000に加わり今ではトップ100に必ず入る人気の名前です。

7. Lucius(ルシウス)
ラテン語で」を意味し、エキゾチックな古代ローマ一族の名前でもあり、3人のローマ教皇としても有名で、あのシェイクスピア劇にも登場する名前です。

8.Cash(キャッシュ)
ラテン語で「くぼみ」という意味を持ち、”現金”の意味としても多く知られています。
アメリカでは広く使われる名前で、経済的な意味合いによるものだと推測されます。

9.Ash(アッシュ)
アッシュ という名前は、「アッシュツリー」を意味する英語由来の名前ですが、ポケモンの主人公”サトシ”の英語名でもあり、ポケモンの影響がうかがえます。

10.Luca(ルカ)
イタリア語で「」という意味や「ルーカニア出身の男」を意味するといわれています。

2020年の赤ちゃんの名前の傾向

赤ちゃんの名前を選ぶにあたり、傾向として”今までにない新しい名前”、”その昔に使われた古風な名前”、さらに”世界で使われている名前”が選択に含まれているとのこと。

今回発表された名前のうち、いくつかは10年前にはランクインすることのなかった名前だといいます。

特に男の子の傾向としては、何世紀にもわたって聞いたことのない昔の名前や、逆に全く今までに聞かないような新しい名前が人気なのだとか。
女の子の傾向としては馴染みのある名前か新しい要素を感じる名前が多いようです。

また時代の著名人の影響も大きいようです。
男の子の名前にポケモンの主人公がランクインしたあたりは時代を感じます。

日本の赤ちゃんの名前にも英語に通じる名前も増えてきたことを考えると、世界的に名前のボーダーもなくなってきているのかもしれません。

いずれにしても昔に人気を博した”John(ジョン)”や”Mary(マリー)”といった名前は、これから逆に珍しい名前となりそうです。

nameberryについて

世界有数の専門家達によって、赤ちゃんの名前を専門に情報をまとめている「お名前専門サイト」
赤ちゃんの名前を決めるにあたり、人気の名前を検索したり、意味を調べたり、名前をつけるにあたりフォーラムや専門家からアドバイスを求めることもできます。
世界中からアクセスがあり、2,000万ページビューを誇る人気サイトです。

情報元:nzherald/nameberry/The Sun

 

ABOUT ME
便利帳管理人
2003年にニュージーランド(NZ)に移住。 持ち前の探求心、好奇心からNZでの楽しさを追及し続ける日々。 気が付けば早15年以上NZに滞在となるが未だ旅行者気分です。 オークランドを中心に仕事を兼ねてあちこちに出没。 InstagramではNZの写真を日々Upしてますので、お暇な方はどうぞ。