New Zealand population has passed 5 million
ニュージーランドの居住者数は現在500万人に達しています。
Stats NZ(ニュージーランド統計局)は、5月18日にニュージーランドの人口が3月末には500万人を超えたことを発表しました。
昨年度の統計では4,947,100人(世界人口順位120位)を記録しており、この1年でニュージーラドは5万人以上の人口が増えたことになります。
ニュージーランドの人口は、1908年に100万人、1952年に200万人、1973年に300万人に達しました。
ニュージーランドの人口が400万人を記録したのは2003年。
前回人口300万人から400万人へ30年をかけて増加しましたが、今回わずか約17年ほどの間で100万人が増加。
近年は、毎年2万以上の移民が増えていたのですが、そこにベビーブームの到来。さらに新型コロナウイルスの感染の影響によりニュージーランドに帰国した人も多く、それにより500万人を突破したと予想されています。
残念なことに、500万人を超えた正確な日付はまだわかっておらず、500万人目がニュージーランドで産まれた赤ちゃんなのか、それとも新しい移民なのかも不明です。
ただ、Stats NZ(ニュージーランド統計局)によると、3月31日の人口は5,002,100人と推定されています。
統計をみると最も人口が増えているのはノースランド。
ノースランドとはニュージーランド最北端の地域で、ファンガレイを中心にカイタイア、ラッセル、カイコへ、ダーガビル、パイヒア、ケリケリ、カワカワなどを主要とした町で形成されており、観光地としても有名です。
以前の統計によるとノースランドは5年前より27,000人以上の人口が増えており、2013年から2018年の間に18.1%の成長を記録。
ニュージーランドの人口を洞察する”Population insights”のシニアマネージャーであるブルック・テイヤーズは「人口500万人突破はニュージーランドにとって素晴らしいイベントだ」と述べています。
ただ、Wikipediaによると2020年の日本の人口は1億2616万人(世界人口順位11位)
500万人を突破したものの、ニュージーランドの人口は未だ日本の約25分の1。
同じ島国で、国の大きさもさほど変わらないはずなのに、逆に日本の人口の多さに驚いてしまいます。
ニュージーランドの最新の全国人口予測 (2016年10月公開)では、2040年代に人口が600万人に達する可能性が高いことを示していますが、今回の人口増加率を考えると600万人に達するのは予測より早くなるかもしれません。
参照元:NewstalkZB/Stuff/Wikipedia