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NZ 警戒レベル4 ロックダウンから レベル3へ緩和

Move to level 3 from next Monday

アーダーン首相は20日政府会見で、警戒レベル4を同日から1週間に延長し、4月27日午後11時59分に警戒レベルを3に移行することを発表。
これにより警戒レベル4ロックダウンは当初予定していた22日より5日間の延長となります。
また、警戒レベル4の延長についてはロックダウンを成功させるためには適切な行動が必要と述べた上で、警戒レベルを再び上げる状況を回避したいとの考えを示しました。

社会的距離などのルールはそのままですが、警戒レベルが3に緩和されることにより、建設、製造、林業など、およそ50万人が仕事に戻ることができます。

ニュージーランドの新型コロナウイルスへの対策は、世界的にも早い段階でロックダウンを行うなど、非常に効果的だと評価されています。ニュージーランドでは新型コロナウイルスの殲滅を目指しており、このまま順調に対策が進めば世界初の成功例となりそうです。

今後については、警戒レベル3実施後された2週間後の5月11日に、その後の方針が発表される予定です。

警戒レベル3の主なルール

1.Stay Home(家にいる)
警戒レベル3であっても、レベル4同様に必要不可欠な仕事、学校、運動、生活に必要な買い物以外は家にとどまることが必要です。

ただレベル3に伴い、小さい家族の輪の中で過ごしている場合に限り、祖父母や兄弟などに会いに行くことができます。

2.在宅勤務及び、自宅学習
建設、製造、林業などの必要不可欠ではない仕事や学校の多くは警戒レベル3で営業を許可されますが、可能な限り在宅勤務が推奨されています。

year10までの学校は開校されますが、基本的に仕事で子供と一緒にいることができないなどの理由がない限り自宅学習(Eラーニング)が推奨されています。

3.仕事環境を安全に保つ
COVID-19の感染を阻止するための鍵の1つは、企業が感染を促進しないようにすること。これは、職場での厳しい衛生管理と社会的距離の確保が必要になります。

建設、製造、林業などの他に非接触型(通販など)の小売店や飲食店の宅配も可能になりますが、レベル4同様のルールが適応されます。

4.地域にとどまる
水泳、サイクリング、ハイキングなどのレクリエーションを楽しむために出かけることは出来ますが、あくまでも自宅から遠くない所で楽しむことが原則。車に乗って何十キロも移動することは認められていません。

自宅近くの地域にとどまるほど安全が守れます。
その際に、社会的距離2mのルールを守る必要があります。
また、必要不可欠な内容以外での遠くの地域へ移動は許可されていません。

5.家族の輪をできるだけ小さいままに
必要であればロックダウンしている家族の輪を少し広げることができます。
それにより孤立している祖父母や兄弟と行き来をしたり介護者を連れてくることができます。

ですが、友人の家の行き来などは含まれておりません。
必要でなければできるだけ小さな家族の輪の中にとどまって下さい。

6.衛生管理をきちんとする
言うまでもありませんが、致命的なウイルスの拡散を防ぐには、衛生管理が最も重要です。

当たり前のことですが石鹸で手を良く洗い乾かし、咳やくしゃみをするときは周りに飛ばないように肘にすることが推奨されています。

また手を洗う時間の長さはHappyBirthdayの歌が2回分と言われています。

7.病気の時は家にいる
これはとても重要なことです。特に咳やくしゃみなどの新型コロナウイルスの症状を示す場合は、まず電話やテレビ電話などで、GPやHealthlineにご相談下さい。

※心臓や胸の痛みなど、緊急を伴う場合は111をご利用下さい。

警戒レベル3になりロックダウンは緩和されますが、依然として日常生活に大幅な制限があることには変わりありません。
ルールを正しく守り、毎日をお過ごし下さい。

ABOUT ME
便利帳管理人
2003年にニュージーランド(NZ)に移住。 持ち前の探求心、好奇心からNZでの楽しさを追及し続ける日々。 気が付けば早15年以上NZに滞在となるが未だ旅行者気分です。 オークランドを中心に仕事を兼ねてあちこちに出没。 InstagramではNZの写真を日々Upしてますので、お暇な方はどうぞ。